キッザニア東京は、2歳から12歳までのこどもを対象とする仕事体験施設。こどもたちは実際にある企業が提供するパビリオンでアクティビティを体験。報酬として独自通貨のキッゾを受け取り、貯めたキッゾを使い施設のデパートで買いものができます。
施設は1部と2部に時間が区切られた総入替制。予約した、10時から15時までの1部への参加をします。キッザニア東京に一歩踏み入れると、そこには子どもの街が広がっています。キッザニア東京は、こどもの同伴が必要で、働くこどもにおとなが干渉することは禁止されています。
2006年(平成18年)10月にオープンすることを知った約半年前の4月、10月には娘が2歳になっているということで早々と予約、ようやく行くことができました。
「消防署(スポンサー:アメリカンホーム保険)」の消防士に挑戦します。火事の通報が入ったら、消防車に乗って火災現場に行き、みんなで力を合わせて放水して消火活動を行います。8キッゾを手にしました。
記念すべき、初めての労働による収入を手にした娘ですが、当然のことながら意味は理解していないようです。
「銀行(スポンサー:三井住友銀行)」のお客さんに挑戦します。キャッシュカードを作ったり、口座を開設することができます。トラベラーズチェックの両替や預金も、銀行の窓口で行います。
パビリオンに入ったこどもに対して親はまったく手を出すことができないため、カウンターから係の人が出てくるほど大変な行程を越えて、それでもなんとか口座を作り、キャッシュカードをもらうことができました。
「ソフトクリームショップ(スポンサー:日世)」のお客さんに挑戦します。プロが使うのと同じ専用の機械を使って、自分が食べるソフトクリームを作ります。5キッゾを支払いました。
「劇場(スポンサー:三井リース事業・ネクスト・アクアクララ・日立情報システムズ)」のエンターテイナーに挑戦します。演技の練習のために娘を初めてひとりにしてみたところ、十数分後、係の人が「泣いちゃって・・・」と言いつつ連れて戻してくれました。舞台は断念したものの、しばらくは「うんとこしょ、どっこいしょ」と言っていたことから、大きなカブの練習をしていたようです。
「幼稚園(スポンサー:リソー教育)」の園児に挑戦します。3歳〜小学生未満は園児、小学生〜12歳は幼稚園の先生を体験できます。2キッゾを支払いました。
「宅配センター(スポンサー:ヤマト運輸)」のセールスドライバーに挑戦します。台車やウォークスルーという自動車を使って、キッザニアの街のいろいろな場所に荷物を配達したり、受け取りに行ったりします。8キッゾを手にしました。
キッザニア東京には59種類のパビリオン、すなわち59種類の仕事がこどもたちを待っています。
今の、2歳の娘にとっては「並ぶ」という行為すら理解できませんが、いつしか走り回って自ら仕事を選ぶことになるはずです。一年に一度、娘の誕生日前後に来ることにします。来年は娘がどのくらい成長しているのか、楽しみです。
入場時における収入 +50キッゾ
消防署:+8キッゾ
ソフトクリームショップ:-3キッゾ
銀行への預金:-16キッゾ
幼稚園:-2キッゾ
宅配センター:+8キッゾ
次回への現金繰り越し +43キッゾ
次回への預金繰り越し +16キッゾ
消防士やお菓子屋さんなどは子供に人気のありそうな職業ですが、宅配便のお兄さんってのを体験するのは面白そうですね。
大人になって仕事を始めると、関わりの多い職業ですしね。
ぜひうちの子達もここへ連れて行きたいです。
物心の少ない2歳ではまだこの体験は早いのでは?と思いましたが、楽しければそれはそれでいいかもしれませんね。
私が子供の頃にこういうところに行かされたら、どうしてもやらされてる感が起きて 面倒で苦痛だったかもしれません。かわいくない子供時代でした。
キッザニア東京、行かれたんですね!
私も実際に行って、見てみたいんですが、大人だけでは入る事できないんですよね・・・。
独自通貨があって、実際に仕事をして通貨を報酬としてもらい、その通貨を施設内で使えるというのは、面白いですね。
それぞれの働く場所で、ちゃんとユニフォームも揃ってるんですね。
ぼくも前にテレビでここを見たことがあります。
ラジオのDJをするお子さんが取り上げられていましたが、かなりおもしろそうな施設ですよね。
14歳のハローワークでしたっけ?あれよりも随分ためになりそうです。
なんか写真見てたらかわいすぎて涙が出ました。。。ウゥ
先日テレビで観て初めてここのことを知りました。
いいなぁいいなぁわたしも行きたいです!!!
>>ぼさん
おっしゃるとおり、人気のあるなしにかかわらずあらゆる職業を網羅していますよね。
個人的に興味があったのは、大日本印刷が提供する「印刷工房」。
「グラフィックデザイナーになって、街のオリジナルポスターを作ります。パソコンを使って、写真や絵を貼っていきます。刷り上がった大きなポスターは、持ち帰ることができます。」
ぜひ、お子様に体験をさせてあげてください。
>>やまなさん
生かすための体験をするには、確かに2歳では早いかもしれません。
行ってみて、同い年くらいのこどもはほとんどいませんでしたので。
面倒で苦痛、わかります、その気持ち。
こどもの頃って、ありますよね、「やる気なし〜」というような時期。
>>ヤッチャンさん
施設の中で独自の貨幣が循環しているのって、確かにおもしろいです。
使われているキャッシュカードも、本物と同じなので、「子ども向けだから・・・」というバカにしている感はまったくありません。
付き添っていると感じないものの、こどもにしてみたら体験ごとに着替えているわけですよね。
大変です。
>>+さん
「ラジオ局」は、J-WAVEが提供している、まさしく本物。相手と自分が聞きたくなるような内容を楽しく話さねばらならいので、DJは年齢的にかなり上でないと難しいのでしょう。
自分があと20歳若かったら・・・と考える親も少なくないはずです。
>>おにぎり飯さん
結構、おとなでも行ってみたい!という話を聞くことが多いです。
かくいう私も、いまさらながらにいろいろな職業を体験してみたいなー、と。
でも、おとな専用の施設ができても、なんだかおカネおカネという雰囲気になってしまいそうで嫌かもしれません。