カテゴリー: 娘（姉）

外から帰って家にあがる際、自分で脱いだ靴をそろえていました。教えたことではないためすぐにでも忘れてしまうかもしれませんが、見よう見まねでも行儀を履行する姿には驚きがあります。見たものごとを即座に覚えてしまうということを理解することができました。

コップを使って飲み物を飲むようになった娘ですが、勢いのコントロールがうまくできず、中身を床にこぼしてしまうことがあります。こぼしてしまった後、どこからかタオルを持ってきて「あーあ・・・」とつぶやきつつ床を拭くようになりました。

まだはっきりと話せない日本語ですが、明確に聞き取れる言葉もあります。「タッチ！」もそのうちのひとつ。手の甲を向けて「タッチ」と言うとはっきりとした口調で「タッチ！」と返してくれます。少しずつコミュニケーションが成立していくので楽しいです。

ふと見ると、絵本をしまっていた小さな段ボールに娘がすっぽりと入っていました。ほとんどない残りの空きスペースには、小さなアヒルのぬいぐるみ。よくもまあ、こんな小さな箱に入ったなあと感心しつつ、段ボールを後ろから押すと段ボールの列車の完成です。

「あった、あった！」・・・フランス語のような発音でつぶやきながら時折、何かを見つけては叫びます。多く口にするのは「パパ」「ママ」、そして「キタ！」。ストリーミングの動画を少々待って、観ることができた瞬間に「キタ！」叫ばれ、さすがに驚きました。

以前、いないいないばあに応えてくれたなどと喜んでいたのもつかの間、今度は壁のかげに隠れていきなり顔を出し、「＠＃＄％＾＆、バ」と言っていることさえわからないものの、明らかにいないいないばあをしているのでした。感慨深さもひとしおです。

壁などにつかまりながら歩く「つたい歩き」は、以前からやっていました。部屋の隅の約10メートルを、足だけで移動できたことに対しての喜びと驚きは、歩ききった娘の笑顔からダイレクトに伝わってきます。親として、わくわくします。

季節を問わず、風呂上がりには必ず裸のまま横たわって扇風機の涼にあたるのが私の日課。ボタンやスイッチがあれば指をのばし「押す」という行動をとる娘は、私の乳首を押すと「ピンポーン」と応えられることが気に入ったのか、押さない日はないありさまです。