第21回照姫まつり 輿警護武者として参加

照姫まつりは、毎年春に行われる時代祭り。練馬区から応募した100名が、時代衣装を身にまとって石神井公園の周りを練り歩き、パフォーマンスを行います。昨年に続き3度目の参加、3回目の「輿警護武者(こしけいごむしゃ)」として、参加しました。

石神井公園の野外ステージでパフォーマンスを行った後、時代行列として石神井公園駅まで歩きます。石神井公園駅の駅前ひろばで再びパフォーマンスを行い、石神井公園へと戻りました。
舞台は、500年ほど前の室町時代、今はなき石神井城。
photo城主である豊島泰経は、奥方、娘の照姫が、女衆とともに、満開の桜の花枝で絢爛豪華に舞い踊ります。
大田道灌の槍先が襲いかかり、白煙が湧き上がります。
photo大地を揺るがす太刀と太鼓と甲冑により、激しい戦いの場となります。
苦戦を強いられ落城寸前の豊島泰経は、家来や女衆に「逃げよ、逃げ延びよ!」と伝えます。側近である重臣は、首を切り自害します。
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もはやこれまでと心を決めた豊島泰経公も奥方とともに自害、嘆き悲しんだ照姫は、三宝寺池へと身を沈め、自らの命を絶ってしまいます。
豊島家の主たちの魂は、龍神となって天へと昇っていくのでした。
photo photo「照姫伝説」として残されている悲しい物語が、しっかりと再現されていました。戦いを全面に押し出していた前回とは違い、話の展開がわかりやすい構成になっていたと感じます。
時代行列は、三役と呼ばれる照姫・豊島泰経・奥方がそれぞれの輿(こし)に乗り、前後を龍神・若武者・稚児童姫・鳴り物武者・女武者・花拍子・稚児童姫・武将 重臣・旗持ち武者・輿警護武者・警護武者・姫君 重臣奥方といった家来や女衆の隊列とともに進みます。
photo photo豊島泰経と奥方とにタレントを起用した前回と異なり、今回は21回目にして初めて三役すべてが練馬区民からオーディションによって選ばれました。
私が務めた輿警護武者は、4名で一組となり輿を押します。
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今年は豊島泰経公の輿を担当。戦闘する役柄ではないため殺陣(たて)はありませんが、長刀を抜くことはできたため思う存分、演技に入り込むことができました。
写真を提供してくださった、おのでらさん、ぼんじさん、ヤッチャンさん、まつりを成功に導いた実行委員会の方々、そして来て頂いた方々に感謝いたします。
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機会が許せば、来年は別の役柄に挑戦してみたいものです。

“第21回照姫まつり 輿警護武者として参加” への5件の返信

  1. おつかれさまでした。
    このために購入した望遠レンズが役に立ったようで何よりです。
    ぜひ、来年は鎧を着る役を目指してください。

  2. 殿、おつかれさまです。
    手ブレ防止機能のない望遠レンズでは限界がありました・・・

  3. お疲れ様です。
    行けばよかったな~と
    少し後悔してます。
    来年こそは是非!!

  4. 照姫まつり、長時間にわたり、お疲れさまでした。
    照姫行列帰還式の時に、豊島泰経公役の方のご友人と思われる方が何名か、私が見ている近くにいたんですが、若い方々でした。(笑)
    主役の3名のオーディションは、だいたい何名くらいの応募があるんですかね?

  5. >>ぼんじさん
    撮影、ありがとうございました。
    このために購入された望遠レンズは、せっかくなので引き続き、お子さまや動物などの撮影でお役立てください。
    望遠レンズは楽しいですよね。
    私も引き続き、鎧を装備できる役柄に手を挙げ続けていきます。

    >>でさん
    私は「殿の身辺で警護しながら輿を押す武者」であって、殿ではございません、ご存知のとおり。
    確かに、手ブレ防止機能のない望遠レンズで手持ち撮影するのは至難の業ですよね。
    次の機会にはぜひ、高いレンズに買い替えて参戦ください。

    >>さかもさん
    単なるおまつりとしても、かなりの出店が並んでいたりするので楽しめます。
    参加することができれば、ぜひ、来年こそは観に来てください。

    >>ヤッチャンさん
    お疲れさまでした。
    今年の豊島泰経公は若かったですね。
    武者というよりも殿という風貌がよく合っていたように感じます。
    オーディションには、結構な人数の応募があるとのこと。
    ヤッチャンさんも応募してみてはいかがでしょう。

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